株式投資に目覚めた群馬の至宝

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君の膵臓をたべたい 買い煽り?

   

所感

奇妙なタイトルが気になっており、泣ける作品と話題になっていた「君の膵臓をたべたい」を読みました。

最近は資産運用系の本しか読んでいませんが、久しぶりに小説でも読みたい気持ちになり、何を読もうかと探していたところ、

「読後、きっとこのタイトルに涙する」との本書の買い煽りに負けて読んだわけですが、一応私の言い分としては、世間で話題になっている作品は基本的に自分で読んだり、見て抑えておきたいという性格なんです ^^) 

もちろん、自分は小説なんて書けませんから作者に対する敬意はあり、批評的なことを書くのはおこがましい気持ちもあるのですが、自分の期待値が非常に高かったということもあるのでしょうが、とても残念な感じの作品でした。

誤解しないでいただきたいのは、私の感性には合わなかったというだけであり、決してつまらなくはありませんが、少し買い煽りが過ぎたというところです。

むしろ、人によっては本当に読後涙される方もいるかもしれません☆

以下、本文にはネタバレはありませんw

ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて-

本作は、300ページかつライトノベルのような軽い文体ということもあり、スラスラ読み進められる作品です。

膵臓の病気で余命わずかの少女・桜良の日記「共病文庫」を見てしまったことから、彼女の秘密を知る唯一のクラスメイトとなった「僕」の青春(友情)物語となっています。

設定としては、人と関わりを持とうとしない主人公が、桜良と出会って生き方を見つめなおすという話となっており、とても好きなタイプの作品です。

ただ、何ていうか、芸人で例えると、完全に出オチ感が満載で、タイトルに心を掴まれた割に、肝心の作品がタイトルに追い付いていませんでした。

とはいえ、しっかり「君の膵臓をたべたい」というタイトルが作品の中核になっており、この言葉を活かすストーリー構成になっている時点で作者の勝ちになっている気がします。

伏線も多く、どう回収するか楽しみに読み進めていたのに結局有耶無耶になっているところも多々ありました。

私なんかそれほど多くの小説を読んでいるわけではありませんが、敢えて偉そうにコメントすると、小説を好んで読む方の多くは本作に失望する層が多いのだろうと思うと同時に、あまり小説を読まない層の方は感動した等と言う類の作品ではないだろうか。

これは私の勝手な想像なので、実際にこの作品を読んだ人がどう感じるのか非常に興味あります。

それにしても、出版社の販売戦略が巧み過ぎます…

本当にこの作品を読んで、煽りではなくて純粋に絶賛の声が続出するなら私の感覚が完全にずれているということなので、それはそれで構わないのですが、自分と感性が近い方の意見が気になります(チラッ)。

それとも私が泣く感情を失ってしまったとでもいうのでしょうか?

映画化決定

これまで否定的な内容を書いてきましたが、浜辺美波主演の映画は見に行くと思います。

このキャスティングは作中のヒロインに合っていて上手いと思います(私が浜辺美波好きなこととは関係なくw)。

これまた配給者側の戦略に負けてしまったようです ^^) 

ただ、予告編を見て気になるのが、映画版は原作と少し違っていそうです。

おそらく、ヒロインが亡くなる作品の定番である原作のその後を描くパターンではないでしょうか?

通常は原作が良すぎて映画化で少し失望することが多いですが、本作は原作に少し失望したので映画化でどこまで良くなっているのか楽しみです☆

本当は、浜辺美波が出ている時点で満足なことは内緒です

邪推すると、まだ知名度が低い若手が主役なので、小栗旬と北川景子クラスの名前がないと作品としての集客が見込めず、無理やり12年後の大人の設定にしているのではと思えなくもないですが…

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