株式投資に目覚めた群馬の至宝

株式投資と柴犬実成(さねしげ)の成長日記

株で稼ぐ人、損する人

   

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「個人投資家」ではなく、「個人トレーダー」に!

本書は、ファンダメンタル分析は一切考慮せずに、純粋な値動きだけで売買判断を決定するテクニカル分析を推奨しています。

そして、企業のファンダメンタル分析を行う「個人投資家」ではなく、値動きでトレードを行う「個人トレーダー」を目指してプロのトレーダーになるよう推奨しています。

印象に残った点

「簿記」という言葉に苦手意識はありませんか?
メジャーリーグでも大活躍しているイチロー選手の言葉に、次のようなものがあります。4000本安打という記録を達成したときの記者会見での有名なエピソードです。「4000本のヒットを打つために、8000回以上の(凡打)という悔しい思いをしてきている。その中で、常に自分なりに向き合ってきたという事実はある。誇れるとしたらそこではないかと思う」。会見を伝えるニュースでこの言葉を聞いたとき、「わかる!トレードも一緒だ」と深く納得したものです。4000回の成功の裏には8000回の失敗があり、その失敗をただの失敗で終わらせないために、次のチャンスに向けてどこをどうすればいいのか、改善すべき点はどこかを考えることが大事なのです。(76ページ)

「富田流」チャートの読み方の極意とは?
富田流の極意は過去を検証して、その経験則から「この形になれば上がる」「この形になれば下がる」と分析したものを知識として蓄積しておき、同じ形のものを探していきます。チャートに向き合ったときに必要なのは、図形認識能力、それだけです。(173ページ)

株価の上がり方・下がり方
ある一定のパターンを、どれだけの数、自分のものにできるかが重要です。それが多ければ多いほどだまされにくくなり、勝つことも増えていきます。まずはとにかく、数多くのチャートを見ることから始めてください。そして、その中から自分なりの勝てるパターンを見出してください。(200ページ)

まとめ

富田塾への勧誘本?

私はテクニカル分析が苦手なので、テクニカル分析を学ぼうと現在いろんな本を読んでいますが、本書はあまり参考になりませんでした。また、私の投資スタイルとは大きく掛け離れていることもあり、賛同できない部分が多かったです。チャート分析では39週移動平均線、26週移動平均線を推奨していましたが、基本的な内容に終始して具体的なチャートの読み方等についての記述が乏しいのが残念でした。

詳しいテクニカル分析の内容は自身が運営する「富田塾」で教授しているのでしょうが、本書に記載されている内容では薄っぺら過ぎて同塾への「勧誘本」という感じがしました。とはいえ、学ぶ点がなかったというわけではなく、株式投資を行う上での心構えについて触れている項目では納得出来る部分もいくつかありました。また、全般的にはとてもまっとうなことを述べているような印象を受けました。

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