株式投資に目覚めた群馬の至宝

「株式投資」をメインとしつつ、「御朱印集め」、「洋画鑑賞」、「語学勉強法」等を扱ったブログを運営しています

*

お金持ちになれる人

   

 

出典:amazon.co.jp

出典:amazon.co.jp

1円を大事にできるかどうか!

株式投資の部分については、「損をして覚える株式投資」と重複する内容が多いです。1円を大事にできるかどうかがお金持ちになれるかどうかの分水嶺だという考え方は素晴らしいと思いました。

また、「年をとってもお金に困らないで生きられる条件は、大金持ちになる必要はないが、中金持ちの仲間に入れてもらえるだけの「お金を容れる器」を 備えることである。しかし、これは産まれながらに備わっているものではなく、時代の移り変わりを見てそれに対応できるだけの能力が必要である。不動産も株も現金も時代によってその値打ちが変わり、以前と同じ考え方で扱うとプラスだったものが、マイナスになることがあるので、こうした「お金を容れる器」を身につける必要があるというアドバイスは心に響きました。

特に、不動産はその最たる例で、本書でも触れていますが購入するタイミングを誤ると最悪の結果となります。株式投資ではまだ大きな成果を上げることはできていませんが、マンションについてはベストなタイミングで購入できて値上がりを享受できていますので、株式投資でも成功できるように努力します。

印象に残った点

カードがあなたを貧乏にします
お金持ちになりたい人は、そうした誘惑に打ち勝つだけの堅固な意思を持つ必要があります。今時、そんな天然記念物みたいな人がいますかと笑われるかもしれませんが、「貧」という字を見てもわかるように、貝(お金のことです)を気前よくパッパと分け与えると貧乏するのです。(18ページ)

収入が低い人ほど貯蓄率は高い
今から半世紀近くも前に、はじめてお金についての調査をしたことがあります。どんな人が貯蓄をしているのか、統計をとってみたのです。収入の多い人の方が収入に比例してたくさん貯蓄をしていると思ったら、収入の少ない人ほど貯蓄をたくさんしているという事実を見せつけられて、とてもびっくりしたことがあります。(21ページ)

収入が低い人ほど貯蓄率は高い
収入の少ないことや生活に不安のあることは必ずしも最悪の条件とは言えません。むしろ悪い環境は人々を奮起させ、出世のきっかけをつくることになります。お金持ちになるためにはハングリー精神が絶対に必要なのです。(23ページ)

まずお金の入る大きな器になれ
財産三分法という言葉があるように、人々が財産と考えているものを大きくわけると、不動産、株などの有価証券、それと現金の三つになります、ほかに金銀宝石のような貴金属とか、書画骨董や家財道具のようなものを換金すればお金になりますが、それを動かすことによって財産が増えるものではないので、理財家は財産とは見なしていません。財産三分法をはじめて唱えた人は明治時代の安田財閥の創業者で、東大に安田講堂を寄贈した安田善次郎翁だと言われていますが、なかなかよく考えた理財保持の方法であるばかりでなく、お金持ちになった人のほとんどが実行している理財の方法でもあります。(89ページ)

株は「産業界の覗き窓」です
株式投資でお金を増やすということは、経済界の未来の動きを正確に把握する勉強を兼ねた利殖行為であります。常に正しい判断ができるとは限りません。思惑が外れるということは自分の判断が間違っていたことになります。私の場合、株式投資はお金儲けの手段であるよりは、自分の判断が正しかったかどうかを見る「産業界の覗き窓」であります。(117ページ)

株の儲けは90%がガマン料です
正しい選択は絶対に必要ですが、それ以上に重要なのは自分の思い通りにならない時にじっとガマンの子を続けることです。時には誰一人賛成してくれる人がいない時でもナンピンをかけるだけの勇気が必要です。そうした忍耐力に自信のない人は株をやらない方がずっと気が楽です。(137ページ)

すぐやる習慣が身についていますか
お金持ちになれる人は、お金儲けのうまい人も含めて、これは自分のやろうと思っていることに役立つと思ったら、その瞬間から直ちに実行に移せる習慣を身につけている人です。もう一度、よく考えてからとか、いまやっていることを片付けてからとか、そんなことを言う人は一人もいません。(146ページ)

まとめ

本書は「金持ち父さん、貧乏父さん」に似た資産運用の考え方についての示唆を与えてくれる良書です。私は本書の後に書かれた「損をして覚える株式投資」を先に読んでいたのですが、本書はより基本的な資産運用の考え方や高度経済成長期での不動産投資手法まで幅広く扱っています。

また、著者が作家であることから、本書はとても読みやすくて資産運用の本を読んでいるというよりも、高度経済成長期における自らの体験談等を交えたエッセイのような感じがしました。中国大陸系の独特な考え方が入っていたりして賛同できない部分も一部ありますが、資産運用の指南書としては「金持ち父さん、貧乏父さん」に負けていないと思います。

同じ資産運用のことを扱っているので、お金を増やすかということであれば奇想天外な方法があるわけではなく、大体似通ってくるのも当然かと思います。

 - 投資本, 株式投資