株式投資に目覚めた群馬の至宝

大化け株を掴みたい人生でした…

FPGの第2四半期決算(2016年)

      2016/05/04

待ちに待ったFPGの第2四半期決算です。総じて、順調な決算であったと思います。増配額については嬉しいサプライズでした(^ ^)

FPGの株価については、JIAのPER、FPGの昨年高値のPER及びEPS成長率等を考慮すると、PERは約30倍程度が適正値ではないかとみられます。現在の株価が1,335円で、PERが約30倍とすると2,650円程度。そして、今回の増配により配当性向が現在約40%。また、昨年の自社株買いの使途等のサプライズ要因も残っていますので、最低でもこの水準には到達すると思います。さらに言えば、PEGレシオについては0.5程度と超割安ですので、さらなる上値を狙えると期待しています。

目先の動きについては、月曜日の地合いも最悪な可能性が高く、月曜日に株価がどう動くかは読めませんが、予想外に下げた場合には買い増しを行い、長期戦を覚悟しています!!配当もこんなに増やしてくれましたので全然OKです!

以下、個別に気になった点を見ていきます。

予想以上の増配

前回の第1四半期決算では驚異の手数料率19.5%度肝を抜かれましたが、今次決算では予想以上の増配(35.5円)に驚かされました。第2四半期でこれだけの増配はまさに想定外でしたので、通期では40円近くまでいくのではないかと期待してしまいます。

FPGに関しては、時間軸を長くとって見ているので、増配は正直スゴイ嬉しいです。昨年の優待変更、配当性向40%の配当等を踏まえると、長期目線の投資家を対象に考えているのではないかと思ってしまいます。

2回目の上方修正

年 度 売 上 営業利益 経常利益 純利益
14年 55.9% 66.1% 66.4% 67.7%
15年 144.7% 191.3% 208.0% 219.0%
16年予想(1月時点) 19.3% 20.3% 23.2% 24.8%
16年予想(4月時点) 26.6% 24.4% 26.0% 26.8%

直近2年間の業績推移

控えめながら、早くも2回目の上方修正です!表の青字が第1四半期決算時の予想で、赤字が今次決算における修正値となります。

  • 売上  :7.3%↑
  • 営業利益:4.1%↑
  • 経常利益:2.8%↑
  • 純利益 :2.0%↑

従って、純利益が7,915百万円から8,041万円となり、EPSは87.10から88.43になりました。今回の決算で最低でもEPSが90円は超えると思っていましたが、これでも控えめな予想ですし、後述するように理由も明確なので順当な内容だと思います。今回修正した配当額の35.5円を例年の配当性向である35〜36%程度で考えると、EPS100円程度は達成可能であるとみています。

四半期別の業績伸び率との比較

年 度 売 上 営業利益 経常利益 純利益
15年1Q 273.1% 557.1% 883.5% 1,013.9%
15年2Q 103.4% 112.2% 133.9% 134.3%
15年3Q 129.0% 174.2% 177.2% 198.2%
15年4Q 116.9% 107.3% 81.8% 74.4%
16年1Q 35.2% 27.8% 34.4% 38.1%
16年2Q 21.3% 12.7% 7.6% 4.9%

一方で、四半期別の業績伸び率を比較すると、売上げは20%を超えているものの、営業利益、経常利益及び純利益ともに手放しで喜べる水準ではありません。第2四半期が悪いというわけではありませんが、今次決算を見ることで如何に今期第1四半期の決算が良かったのかということを再確認させられました。

とはいえ、TLA事業は順調そのものである点は安心です。第二四半期単独の利益及びEPSが予想より伸びなかったのは、TLA事業及び不動産関連部門の体制強化等のための人件費増によるものです。加えて、FPG投資顧問の「のれん減損144万円」を計上しての業績ですので、将来の売上増加を見据えた動きであるため、全く心配はしていません。しかし一方で、この数値を嫌気して短期的には下げる可能性も高いのではないかという思いもあります。

TLA事業の手数料率

また、利益が予想より伸びなかった原因として、TLA事業の手数料率が第1四半期に比べて低かったことも影響しているとみられます。TLA事業の手数料については、第1四半期が超絶の19.5%であったのに対し、第2四半期は15.0%に止まっています。また、第2四半期累計では17.2%(前年:16.5%)でした。これは、第2四半期の手数料率が決して悪いというわけではなく、前期の第4四半期及び今期の第1四半期の手数料率が高過ぎたということです。

業績ハイライト(第2四半期累計)

  • 売上高 :28.5%増 
  • 営業利益:20.9%増
  • 経常利益:21.9%増
  • 純利益 :22.8%増

四半期別の業績伸び率を見ると、上述の内容から利益が圧縮されていますが、第2四半期累計で考えると、売上及び利益ともに20%を超えてます。年間コンスタントに20%以上成長している企業なんてそうそうないですし、FPGについては去年の超絶決算と比較しての成績です。株式投資に対するスタンスや考え方は様々であり、自由にやればいいと思いますが、これだけの成長を見せても、FPGを売る人の期待値が正直私には理解できません。

個人的注目点

船舶及び海上輸送用コンテナのリース案件の約90%はFPG AIMの紹介です。国際的な海運会社1社を新規賃借人として船舶リース案件を組成しており、手数料率が高いこの分野においてはFPGがほぼ独占状態にあり、FPG AIMによる貢献は大きいものとなっています。
 
一方、航空機の案件を担当するFPG Amentumは、まだこれからであり、中期計画でも航空機案件の拡大を図るとしており、110億円の資金調達枠を既に確保していることや、航空機ウェアハウス業務の開始を発表する等、今後の航空機の案件組成の拡大に期待しています。
 

サプライズ発表を期待

業績は順調ですが、それだけでは株価が上がらないのもまた事実です。再び人気化する何かが欲しいところですが、冒頭で述べた昨年の自社株買いの使途の他にもサプライズ要因は残っています。株式総会で社長が「富裕層向けのビジネスでは、金融商品を販売する上で、顧客の倒産リスクが極めて低い。 そうした富裕層向けに新しいサービスを提供したいと考えているため、定款の変更を行った」と述べています。こうした件が会社側から、いつ発表されてもおかしくないので、私は楽しみに握りしめています^ ^

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