株式投資に目覚めた群馬の至宝

大化け株を掴みたい人生でした…

高成長企業FPGから学ぶROEとROA

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最近、新聞記事などでよくROE(株主資本利益率)の話題を耳にすることが多いと思います。 また、ROEに似た概念としてROA(総資本利益率)という指標もあります。 株式投資を初めてすぐの頃は、ROEは「企業が株主から預かったお金を使ってどれくらいの利益を上げたかを示す指標だから、ROEがなるべく高い企業を投資対象にした方がいい」くらいにしか考えていませんでした。

また、ROAにいたっては、恥ずかしながらよくわかりませんでした(笑)。 一般的な説明を読んでも、どうしてこうわざわざ難しく説明するんだろうと疑問に思えるような内容ばかりで、いまいち理解できませでした。 そんな小難しい説明で理解してもらおう、あるいは理解できない人は構いませんからみたいな姿勢は好きではないですね。

そうした中、私は主力銘柄として高ROE銘柄のFPGへの投資を考えるようになったため、自分がお金を払って投資する企業についてわからないではすまない状態になりました。 そこで、ROEについてきちんと理解する必要があると思い、いろんな本を読んで私なりに頭を整理しました。 特に、貸借対照表の考え方が理解できるようになってからは、よくわかるようになりました。 株式投資をするには、会計関連の本を一冊読んでおくことはとても有益なことだと思います。

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ROE(株主資本利益率)

ROEは「Return on Equity」の略で、株主資本利益率と呼ばれます。

計算式:純利益➗純資産で求められます。

この純資産は貸借対照表の右側の「株主資本」のことを意味しています。 従って、株主から預かっている「純資産」からみた経営の効率性を示す指標になります。 ROEが高いほど株主から預かっているお金をより効率的に運用できていることになります。

注意点

ROEは、借金等の財務レバレッジを考慮する必要があります。 レバレッジとは英語で「てこ」の意味で、経営的な文脈では「他人資本を使うことで株式資本に対する利益率を高めること」を意味します。 つまり、ROEは借金をして財務レバレッジを効かせている会社の方が効率的なのです。

逆に言えば、ROEが高いということは、場合によっては企業の財務健全性が損なわれている可能性があるということを意味します。 一般的な家計で考えると、借金と聞くとあまりよいイメージはありませんが、成長企業の場合は借金をした方が、高成長を達成できることだってあります。

借入による利息の支払いよりも高い収益性を上げることができるのであれば、財務レバレッジを上手く活用できていることになります。 しかし、収益性が悪化した場合、借入金の金利が上昇した場合のリスクに対する健全性が低くなるという問題があります。 以上の内容を具体的によりわかりやすい例で示すと以下のようになります。

A社 借金90億 純資産 10億 :純利益10億

B社 借金 0億 純資産100億 :純利益10億  

A社のROE=純利益10億➗純資産 10億=100%

B社のROE=純利益10億➗純資産100億= 10%

A社の方がB社よりも投資家から預かっている資金を効率的に運用できています。

ROA(総資本利益率)

ROAは「Return on Asset」の略で、総資本利益率と呼ばれます。

計算式:純利益➗総資産で求められます。

この総資産は、貸借対照表の右側の「株主資本+負債」のことを意味しています。 従って、株主から預かっている「純資産」に加え、銀行等からの借入金も含めた全ての資産(総資産)をどの程度効率的に運用しているかを表す指標です。 企業は株主資本だけで運用しているのではないため、ビジネスモデル自体の収益性をみるような場合にはROAの方が有効であると考えられます。

ROEとROAの違い

ROEは株主という立場で預けた資金をどれだけ効率的に活用しているのかという指標であり、 一方、ROAは資金の出所に拘らず、会社が保有している資産をどれだけ効率的に運用できているかを示す指標です。

PER・PBR・ROEの関係

次に、補足的に、ROEが高いとなぜ良いのかについて、PER・PBR・ROEの関係から読み取りたいと思います。

PER・PBR・ROEの関係は、PER✖️ROE=PBRの関係式

理由は単純で、PER(利益➗資本)✖️ROE(株価➗利益)=PBR(株価➗資本)になるからです。 つまり、ROEを高めればPERが同じ水準でもPBRが上がり、理論的には株価が上昇するのです。

FPGのROE

東証一部上場企業の平均ROEが8.2%とされている中、今期のFPGのROEはなんと47.6%であり、国内外の上場企業の平均をはるかに上回る高い水準です。 ROAについても17.7%と高水準であり、FPGは高ROEかつ高ROAの超優良企業といえます。

FPGは高ROE銘柄であることと、ビジネスモデルの特異性から、異常に大きい借入をしているように思われがちですが、これは出資金販売の立て替えや預かり金みたいなもので、レバレッジは効かせていません。 こんな超優良企業かつ、出資金販売状況から確実な上方修正銘柄がPER12倍程度にいることが信じられません。

ウォーレン・バフェットが、「自分が理解できない企業は買わない」という発言をされていますが、確かに私自身もFPGのビジネスモデルが理解できなかったことから、当初は投資を断念していました。 しかし、昨年の第1四半期以降の株価上昇を受け、自分が理解できないというだけの理由でこんな成長企業への投資を見送るのはもったいないと考えて、私なりに勉強してようやく理解できるようになりました。

確かに、会社の中身がわからないと少しの株価の下げで不安になりますが、今ではそうした心配はなくなりました。ただ、いつまで株価が上がるのを待てばいいんだろうという気持ちは否定できませんが。 しかし、業績が絶好調である限り、いつまでもこんな株価に甘んじるとは考えにくいため、成長の鈍化が認められるまでは時間を味方に、絶対に売らずにホールドしたいと思います。

FPGの個人投資家説明会の記事はこちら

FPGの株主総会の記事はこちら

出典:FPG個人投資家説明会資料

出典:FPG個人投資家説明会資料

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