私のブログを読んでくれている資産運用してる人たちは、普通の人よりもお金持ってる上に、虫歯になった後の治療費との損得や将来的なリスクに備えて、この程度は大した出費じゃないと捉えて、ケチらずに定期検診やスケーリングやってる人も多いと思います。

歯の定期検診や予防歯科の大切さには、資産運用同様にもう少し早く気づきたかったです。
学生の頃はお金なかったを理由にし、社会人になってからは、これまで繁忙部署にいたり海外勤務の前に一気に直したりと理由をつけて致命傷になってから通院することが多かったですが、昨年から比較的楽な部署に異動したことに伴い、この機会に全て治そうと歯医者に通院したものの、治療の性質上、結局月に1回や2回しか通えず、完治までに半年くらい時間がかかってしまい二度とこんな面倒なことしたくないと思ったことがきっかけとなっています。
遅くなってしまいましたが、ようやく予防歯科の大切さに気づき、歯のケアにハマってしまい、完治した半年くらい前から定期検診をして予防歯科に力を入れるとともに、以前は何も考えずに適当に買っていた歯磨き粉などにもこだわるようになりました。
また、資産運用という側面から捉えても、予防歯科は最強にコスパの良い商品と言えます。
資産運用という側面:予防歯科は最強にコスパの良い商品
定期検診の料金(3割負担の方)は1回2000円~3000円程度ですが、年に3~4回の通院をすると大体10000円程度になります。
①虫歯・歯周病・その他トラブルが起きていないかのチェック
②歯石や着色のお掃除
③自宅での歯のケアのアドバイス
これを安いと捉えるか高いと判断するかは人それぞれだと思いますが、一般的には定期的に歯の治療に通院せず痛いときだけに通院する方は、約430万の治療費がかかるのに対し、定期検診や予防歯科を取り入れている方は約150万となり、約300万近くの治療費の差があるとされています。
さらに、抜歯してインプラントが必要になったら1本10〜50万円近くかかるケースも想定されます。
歯の治療に止まらず、歯が悪いことに伴い様々な病気のリスクも高まり、医療費にも影響が出てくる可能性もあります。
実際、60歳の平均医療費は年間約35万程度ですが、歯が健康な人は年間20万以下と毎年10万近く節約できるとするデータもあります。
歯磨きに気を使い定期検診に毎年1万円程度の投資をするだけで、健康な歯を保てるという最も大切な実益のみならず、治療費で300万円+α、医療費でも200万程度(60歳から80歳まで毎月10万のケースを想定)節約できる可能性があります。

このように考えると、毎日数分のケアと四半期に1回の定期検診を受けることのメリットは高過ぎる上、最も簡単かつリスクが低い資産運用であると言えるでしょう。
歯医者に対する不信感 なぜ何度も来院させられるのか?
他方で、こうしたデータはそもそも診療報酬を稼ぎたい歯医者側の論理だし、そもそも無用に何度も来院させていると思われるような対応を受けた人も多いと思いますので、歯医者に対する不信感が強い方もいると思います。
実際、私もそうです。

最も尊敬している職業は医者なのですが、それが故に実情にも精通している方ですので、町医者に対しては風邪薬をもらったり紹介状を書いてもらうレベルでしか信用していません。
歯医者に対しても診療報酬のために、無用に何度も来院させているケースが珍しくないと感じていたこともあり、定期検診に来させようとするのもそうした商売上の理由から言っているのだろうと考えているタイプの人間です。
実際、虫歯が取り返しのつかないレベルで進行している場合など、おおがかりな事態になると、治療はそれなりの回数が必要となるのも事実だと思いますし、そもそもその見分けが素人にはとても難しいと思います。
それでも、そもそもそうした歯科医に無用の治療を受けないためにも、虫歯にならないような対策をすることがベストだという結論に至り、自分で磨くのにも限界があるので四半期に一度、かわいい歯科衛生士さんに3、000円程度でプロに磨いてもらい予防に撤するようになりました。
ツイッターを見ていると、それはとても楽しそうに歯医者に行かれる方もいるんですねw

人によっては、適当に歯磨きをしても全然虫歯にならない人もいますが、私は毎日アイスやチョコを食べたりすることもあってか、虫歯になりやすいタイプです。
小さい頃に定期的にフッ素塗布をしてもらっていたような意識高い親がいた人は虫歯になりにくい人が多いので、うらやましい限りです。
今になってから、私も年に数回フッ素塗布をお願いしていますが、保険適用されませんので自費で2000~3000円程度かかります。
フッ素入り歯磨き粉の実力
フッ素の働きは「虫歯を予防する」と思っている人も多いでしょうが、実際には以下のようなもっと複雑な作用をするようです。
・ 酸によって溶けてしまった歯の表面に硬い組織を作る(再石灰化)
・ 歯の質そのものを強くして酸に溶かされにくくする
このような作用が複合的に働いて虫歯を予防することになることをようやく理解し、遅いスタートではあるものの、予防歯科の意識を持ったこともあり、歯磨き粉にもこだわるようになりました。
以前は適当な市販品を使用していましたが、詳しい方を参考にさせてもらい現在はいくつか使い分けています。

歯ブラシについては、クラプロックスやルシェロなどが良いと聞きますが、そもそも歯磨きで落とせるのは6割程度らしいので、このあたりの柔らかくて小さい定番の奴を使用し、フロスとの2段構えです。
主力歯磨き粉①:ライオン・チェックアップ スタンダード
セールスポイントはパッケージにも記載されているように、「低発泡・低香味・低研磨」で歯にとても優しいところです。
またフッ素が1450ppm配合と多いので、虫歯予防にも効果的です。
定価500円ですが、ネットだとだいたい400円前後です。
私は10本セットで購入しています。
普通の歯磨き粉を使うと、泡と匂いにごまかされて歯を磨いた気になってしまいがちです。
チェックアップはあまり匂いもきつくないし、泡立たないので歯を磨いた気にならず、しっかりと歯が磨けます。
主力歯磨き粉②:ライオン・チェックアップ ジェル
毎日使用するものではありませんが、歯磨き後にこのチェックアップジェルを使用することでフッ素コーティンを促します。
ピーチ味とかにしたい気持ちをグッと抑え、フッ素が最も入っているミント味を使用しています。
準主力①:M1ぺースト
MIペーストは歯磨き粉ではなく、初期虫歯の再石灰化を促す歯のパックです。
初期虫歯というのは、表面に穴が小さく開いてしまったもので、普通は自己免疫力というか、自然治癒で治るはずのものが治りきらなかった状態らしいです。MIペーストをそこに塗って、再石灰化を促して自然に穴を閉じるというコンセプトです。
少し高いから最初は躊躇しましたが、これはひとつ買っておくべきものだと認識を改めました。
準主力②:バトラー・デンタルケアペースト
チェックアップ スタンダードと比較するために購入しましたが、準主力に甘んじています。
朝使用する歯磨き粉:サンスター ガム
使用後の爽快感や香りが匂いを和らげてくれるとのことで、朝の忙しい時間に手短に歯磨きするように使用しています。
歯を磨くタイミングについて
日本臨床歯周病学会によると、1日3回雑に磨くより、夜寝る前に丁寧に磨くほうが効果的であり、歯磨きは「回数」より「質」が大事とのことですので、朝昼はチャチャッとして夜は念入りに磨いてフロスもやるようにしています。
なお、お金持ちの皆さんには、こんな世界一ラグジュアリーな歯磨きと歯磨き粉「スイススマイル」はいかかでしょうか?
歯ブラシ1本と歯磨き粉1本のセットで1万3800円だそうです。
まとめ
歯の定期検診や予防歯科の大切さには資産運用同様にもう少し早く気づきたかったというのが偽らざる本音です。
歯磨きに気を使い定期検診に毎年1万円程度の投資をするだけで、健康な歯を保てるという最も大切な実益のみならず、治療費で300万円+α、医療費でも200万程度(60歳から80歳まで毎月10万のケースを想定)節約できる可能性があると考えると、毎日数分のケアと四半期に1回の定期検診を受けることのメリットは高過ぎる上、最も簡単かつリスクが低い資産運用と捉えることができると思います。
そうすれば、めんどくさいと思ってもやってしまうというのが資産運用マインドになっている方達ではないでしょうか?
他方で、資産運用している人はお金持ちが多いので、たった500万程度ならやらないと考えるかもしれませんが、節約にならずとも健康な歯を保てるというのはお金には変え難い魅力です。
歯に詳しい方達の助言に従うと、ライオン・チェックアップ スタンダードとチェックアップ ジェル、そしてM1ぺーストを使っておけば問題ないみたいですので、実際に半年1年後の状態を待って評価をしたいと思います。

歯磨き粉にハマったら歯磨きが楽しくなってきたので、次の定期検診での歯科衛生士さんの評価が楽しみです(謎)
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