株式投資に目覚めた群馬の至宝

大化け株を掴みたい人生でした…

NMSの第3四半期決算

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本業は順調なのですが、第1四半期の決算の印象が強くて期待値が高過ぎたためがっかりしました。決算を読むと、事業構造改革の影響で利益率が向上する体質に変化している途中とみられますが、昨年夏の高値から3分の1くらいまで信じられないくらい叩き売られてきました。

それにしても、日本商業開発の時もそうでしたが、株探の見出しの書き方は酷いと思います。明らかに株価を下げようとわざと書いているのではないかと疑ってしまいます。為替差損と事業構造改革の影響で特損を出していてこの決算なので、冷静に見れば順調な決算だったのではないかと思います(ただこの下げ相場で特損、為替差損という文字を見た瞬間には焦りました)。よく読むと決算前にここまで叩き売られる決算ではないと思いますが、それでも月曜日の株価は下落を免れないのかな?せっかく買値から倍になったのに、欲張って半分利確しなかった自分に反省です。

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EMSの中堅企業

製造業のアウトソーシング

NMS(日本マニュファクチャリングサービス)は、スマートフォンや薄型テレビなどの電子機器を受託生産するEMS (Electronics Manufacturing Service) の中堅企業です。シャープ買収で話題の鴻海(ほんはい)精密工業が、EMS企業の世界最大手です。簡単に言えば、どこかのメーカーの単純作業を給料を支払って自社の社員にやってもらうより、もっと安くやってくれる会社があればそこに任せた方が経営的には良いということで登場する企業です。

幅広い品目を製造受託

出典:NMSのホームページ

NMSは従来のEMSとは違い、日本のモノづくりの特徴である質の高いモノづくりに人材ビジネスが有する人材提供の機動性を融合させ、開発・設計から、物流(日本通運との提携)、修理、カスタマーサービスまで、ワンストップでサービスを提供する新しい形のEMSを推進しています。 これをneo EMS(進化型のEMS)と呼んでいます。

http://www.n-ms.co.jp/ir/img/pic_vison02.gif

出典:NMSのホームページ

中期成長戦略

売上高1,000億円を中期経営計画に掲げている企業の時価総額が、2月12日の株価で計算するとわずか47億7603万円程度です。来期から経済成長著しいベトナムで日系メーカーからの製造受託業務を推進することに加え、2014年8月に日本通運株式会社(9062)と業務提携、2015年3月に兼松株式会社(8020)と資本業務提携締結をしており、北米への進出も控えているため期待してしまいます。

ただし、過去のデータをみると、売上高は右肩上がりなのに、営業利益にばらつきがあるので注意が必要です。そうしたことを改善するための構造改革の結果、現在利益が出る体質に変化しているところとみられるので、もう少し様子をみたいと思います。

nmsの新しいモノづくりソリューションを業界屈指の事業規模でアジアの新規順に 「製造アウトソーシングアジアNo.1」への挑戦

出典:NMSのホームページ

決算内容

全 般

  2015年3Q 2016年3Q 前年同期比
売上高 34,602百万円 47,227万円 36.5%
営業利益 126百万円 1,332万円 956.9%
経常利益 189百万円 973百万円 414.3%

数値だけみるともの凄い成長ですが、これは今期よりPS(パワーサプライ)事業が通年で寄与する影響に過ぎないため注意が必要です。むしろ、前期第4四半期から寄与したPS事業と今期PS事業の前年同期比が気になります。

HS事業(売上比:20.9%)

  2015年3Q 2016年3Q 前年同期比
売上高 9,996百万円 9,880万円 -1.2%
営業利益 -52百万円 40万円 +92百万円

HS事業は売上高は減っていますが、営業利益は黒字に転換しています。

EMS事業(売上比:50.9%)

  2015年3Q 2016年3Q 前年同期比
売上高 24,606百万円 24,015万円 -2.4%
営業利益 170百万円 215万円 +26.5百万円

中国での売上減の影響を心配していたEMS事業も、売上高は減っていますが、営業利益は増益です。

PS事業(売上比:28.2%)

  2015年3Q 2016年3Q 前年同期比
売上高 13,331万円
営業利益 1,069万円

上述したように、売上の90%近くが中国なので次回決算で明らかになるPS事業の前年同期比が気になります。

まとめ

第3四半期業績は為替差損とTKR改革による事業構造改革の影響で特別損失を計上しても大幅な増収増益となっていますが、通期予想については前回の予想を据え置いています。

正直、ここの決算には期待していたので上方修正が出なくてがっかりしましたが、利益率が向上する体質に変化している途中で、来期からベトナムでの新規事業、日本通運株式会社、兼松株式会社との業務提携による期待もあります。中国の製造業が悲惨な状態にも拘らず、本業が順調な上に将来的な期待もあるので売却する必要もないと思うので長い目で見ようとは思いますが、未熟な私は判断に迷います。一方で、次回の決算でのPS事業の業績をみてから判断したという気持ちもあります。

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