株式投資に目覚めた群馬の至宝

大化け株を掴みたい人生でした…

日本商業開発-NRP連結子会社化

   

ニューリアルプロパティ(NRP)株式会社の連結子会社化

日本商業開発が5月27日付でIRを発表していますが、内容はニューリアルプロパティ株式会社の連結子会社化(特定子会社)及び特別利益(負ののれん発生益)の計上とのことでした。純利益増加の理由は、同社による「負ののれん」ということで想定内の内容でした。

結論から申し上げますと、海外事業展開も既に把握している内容であり、個人的には大して魅力を感じない内容でした。その中で、私が気になったのは以下の2点です。

新たなビジネスモデルの創出

以下はIRからの引用になります。

NRPの海外PFI事業は、当社の今後の事業において、新たな切り口となる可能性を秘めております。 「 JINUSHI ビジネス」は安定したキャッシュ・ フローが得られる安全な不動産投資商品ですが、 社会インフラの一環も担っているビジネスでもあります。NRPの海外PFI事業は、シドニー及び香港の海底トンネルの所有及び運営を行っており、通行料をもとにした配当(しかも年々通行量は増加しています)が得られるうえに社会インフラでもある点において、「 JINUSHI ビジ ネス」と共通しております。今後は、共に安全な投資であり社会インフラを支えるビジネスモデルである「 JINUSHI ビジネス」と、 NRPが培ってきた海外PFI事業のノウハウにより、 シナジー効果を発揮した新たなビジネスモデルの創出にも取り組んで参りたいと考えております。

海外不動産への投資額拡大

NRPはこれまでも海外不動産に投資しておりましたが、投資金額は20億円程度でした。当社の人材・資金力を活かして、投資金額を100 ~ 500億円程度へ拡大しますとのことですが、期間が設定されていないので判断に困ります。というのも、「NRPはニューヨーク及びシドニーにおいて、 営業拠点及び社員を有しており、現地で不動産ビジネスを展開しております。NRP というパートナーを得たことにより、 当社グループは、 まず、ニューヨーク及びシドニーにおいて、不動産投資を実施したいと考えております」ということもあり、どのタイミングで100 ~ 500億円程度へ拡大していくのか読めないからです。

海外展開については、「名証2部時代から将来的には北米や豪州など海外展開も目指していきたいと思います」と社長が発言しておりましたので、ようやくスタートラインにたったという感じを持っています。

参照

─御社の地元である大阪や東京など大都市圏での底地を投資対象とされてきましたが、今後は他の地域へも進出の計画はありますか。

「今後も人口20万人以上の中核都市を投資対象にJINUSHIビジネスを展開する予定です。国内の人口減少が危惧されていますが、地方から都市部への人口流入は今後も続くことが予想されます。名古屋を含めた三大都市圏に加えて仙台や福岡などへの展開も考えられます。加えて将来的には北米や豪州など海外展開も目指していきたいと思います」

まとめ

海外展開というと聞こえはいいですが、具体性にかけており(当然計画はあるのでしょうが)、魅力が感じられずにまだまだこれからという印象を受けました。個人的には、不動産投資が過熱ぎみののシドニーにおける展開に注目しています。

もともとオーストラリアでは、欧米を除くと中国系移民が最も多く、さらに東南アジアに住む華人や華僑らの間でも環境の良いオーストラリアへの移住を目指す人が多いということがあります。また、豪州は中国とFTAも締結し、4月にはターンブル首相が1,000人もの経済団を引き連れて訪中する等、経済面での中国に対する結びつきを強めています。加えて、中国の不動産投資が減速していること等も相まって、中国人による豪州の不動産投資が現在活発になっています。日本商業開発には中国に負けずに豪州での躍進を期待しています。

株価の方は短期的には停滞でしょうが、優待/配当利回りも悪くないので、10%程度の保有割合を継続する予定です。

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