最も難しい外国語とは? 日本人・英語圏の人にとって習得が難しい外国語はコレだ!

最も難しい外国語とは? 日本人・英語圏の人にとって習得が難しい外国語はコレだ!

最も難しい外国語とは?

世界で最も習得が困難な外国語って何だか知っていますか?

 

今回の記事では、「日本人が習得するのに最も困難な外国語」と「英語圏の人が習得するのに最も困難な外国語の2つに分けてみていき、そのどちらにも共通する外国語を最も困難な外国語としたいと思います。

 

この記事を書いている私の現在の語学力は、英語、ロシア語、韓国語はワーキングレベル、中国語は平易な日常会話レベルなら少し理解できる状態まで基本的には独学で語学を習得しており、語学力には一定の自負があります。

 

ロシア語については大学の専攻語なのですが、当時泣きたくなるほど難しかった記憶があり、個人的には日本人にとって最も難しい言語はロシア語なのではないかと思っていますが、私の主観では信頼性が低いので、信頼性が高い情報源を参照してみたいと思います。

日本人が習得するのに最も困難な外国語とは?

世界55ヵ国語を学べる本格的語学スクールDILAによる難易度

世界55ヵ国語を学べる本格的語学スクールDILAによると、日本人にとって最も難しい外国語は、「ロシア語」、「ポーランド語」、「チェコ語」、「アラビア語」の4つが提示されています。

 

逆に、「インドネシア語」、「韓国語」、「スワヒリ語」、「マレーシア語」が最も簡単な外国語として提示されています。

語学専門の出版社「大学書林」による難易度

日本人が習得するのに苦労する外国語の相対的難易度は以下のとおりだそうです。

  • 易しい:朝鮮語 トルコ語 インドネシア語 スワヒリ語等
  • 少し難しい:イタリア語 スペイン語 ベトナム語 中国語等
  • 難しい:フランス語 ドイツ語 ギリシャ語 チェコ語等
  • 大変難しい:アラビア語 ヒンディー語 ロシア語 英語(英語はネイティブ並みの能力が要求されやすいためにこの難易度)

 

語学専門の出版社「大学書林」によると、日本人にとって最も難しい外国語は、「アラビア語」、「ヒンディー語」、「ロシア語」、「英語」の4つが提示されています。

 

逆に、「朝鮮語」、「トルコ語」、「インドネシア語」、「スワヒリ語」が最も簡単な外国語として提示されています。

外務省による外交官の研修語難易度

期間 総合職職員研修語 専門職職員研修語
2年 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語 英、仏、独、西、露、中、朝、ポルトガル、インドネシア、タイ、モンゴル、マレー、ペルシャ、ウルドゥー、ヒンディー、シンハラ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム、ベンガル、フィリピノ、伊、ギリシャ、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、ハンガリー、フィンランド、ルーマニア、ポーランド、ブルガリア、チェコ、スロバキア、オランダ、セルビア、クロアチア、トルコ、カザフ、ヘブライ、スワヒリ、ウクライナ、スロベニア
3年 ロシア語、中国語、アラビア語 アラビア語

語学が基本中の基本の外務省では、入省後に研修語として命じられた国の大学等で約2年間(アラビア語は約3年間)の在外研修を受けることになっていますが、総合職職員と呼ばれるいわゆるキャリア組の研修語として、「ロシア語」、「中国語」、「アラビア語」が3年の研修期間が設定されており、語学の専門採用の外務省専門職員の研修語では、「アラビア語」のみが3年間の研修期間になっています。

 

以上3つの難易度の設定を踏まえると、日本人が最も困難な言語としては「アラビア語」と「ロシア語」がいずれのカテゴリーにも入っていることが分かります。

 

ただし、外務省による研修語難易度において、語学エキスパートの外務省専門職職員の研修語としてアラビア語のみが最長の3年間に設定されていることを踏まえると、当然個人差もあるでしょうが、「アラビア語」が日本人が最も習得するのが困難な言語である可能性が高いと言えるのではないでしょうか?

英語圏の人が習得するのに最も困難な外国語

日本人が習得するのに最も困難な言語はアラビア語の可能性が高いということが分かりましたが、では、英語圏の人が習得するのに最も困難な外国語は何語なのでしょうか?

千野栄一「外国語上達法」による難易度

余談ですが、この本については大学の時読まされましたが、外国語学習においてかなり参考になります。

  • 易しい:ドイツ語・フランス語などヨーロッパの言語、スワヒリ語等

  • 少し難しい:ギリシャ語 インドネシア語等

  • 難しい:ロシア語 チェコ語 ヘブライ語 トルコ語等

  • 大変難しい:アラビア語 中国語 日本語 朝鮮語

 

英語圏の人にとって最も難しい外国語は、「アラビア語」、「中国語」、「日本語」、「朝鮮語」の4つが提示されています。

 

とても興味深いことに、「日本人にとっての難易度」とほとんど逆になっています。

 

そして、日本人と英語圏の人の両方にとって「大変難しい」のはアラビア語のみです。

 

また、インドネシア語は両言語から見ても「易しい」か「少し難しい」となっており、習得しやすい言語なのかもしれません。

米国務省による外交官の研修語難易度

  • カテゴリー1〜4:ヨーロッパの言語
  • カテゴリー4+ :モンゴル語・フィンランド語・ハンガリー語の遊牧民族系言語、東南アジアのタイ語とベトナム語
  • カテゴリー5  :アラビア語、中国語、朝鮮語
  • カテゴリー5+ :日本語

 

外交官などの専門職を養成する米国務省機関である外務職員局(FSI: Foreign Service Institute)が英語を母語とする者が習得するのにかかる期間を元に各言語の習得難易度をまとめています(Language Learning Difficulty for English Speakers)。

 

国務省は日本なら外務省にあたる組織なので、外交官を養成する必要があります。

 

外交官は語学が基本中の基本ですが、その語学習得の時間で難易度を分けた表が、上の世界地図の色分けとなります。

 

FSIによると、なんと「日本語」が世界一難しい言語に指定されています。

 

FSIの生徒は平均年齢40歳程度の英語のネイティブスピーカーであり、正規の言語教育を受ける優れた適性があり、さらに他のいくつかの外国語に関する知識を有しているかなり優秀な人々でを対象としています。

 

ここで最も重要なことは、日本の外務省に相当する米国務省がアラビア語を超えて「日本語」を最も習得困難な言語として認定しているということです。

まとめ

日本人が習得するのが困難な外国語は、「アラビア語」、「ヒンディー語」、「ロシア語」、「中国語」、「英語」、「ポーランド語」、「チェコ語」が挙げられ、その中でもアラビア語が最も困難な外国語であることが分かりました。

 

逆に、英語圏の人が習得するのが困難な外国語は、「アラビア語」、「中国語」、「日本語」、「朝鮮語」などが挙げられ、その中でも「日本語」が最も困難な外国語であることが分かりました。

 

ここまでは日本人と英語圏の人々それぞれの難易度についてみてきましたが、両方にとって難易度が高い外国語として挙げられたのは「アラビア語」と「中国語」でした。

 

また、米国務省が「日本語」を最も困難な外国語として認定している事実も注目に値します。

 

自分との相性もあるので一概にこれが最も困難な外国語であると断定するのは困難であるものの、「アラビア語」と「中国語」は日本人、英語圏のどちらにも難易度が高い言語として挙げられていたのは、とても興味深いです。

 

また、「日本人にとっての難易度」と「英語圏の人にとっての難易度」が概ね逆になっている様子も窺えました。

 

ここから推察可能なのは、英語を母語にする者にとって日本語が最も難しいのであれば、日本語を母語とする者にとって英語は最も難しい言語のひとつとなり得るという結論です。

 

英語は簡単だと思いますが、意外に難しいのかもしれません。

 

いずれにせよ、個人的には「中国語」は難易度が高いとは到底思えず、自分の体感としては、アラビア語とロシア語が群を抜いて難易度が高かったという結論に変化はありませんでした。

 

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