株式投資に目覚めた群馬の至宝

大化け株を掴みたい人生でした…

一度やってみたかったはじめての株

      2016/01/25

出典:amazon.co.jp

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株式投資に対する抵抗がなくなり、いざ勉強しようとした際に読んだ最初の1冊です。タイトルに惹かれて買ってみましたが、なかなかの良書でした。 特に、良かった点としては、以下の2点が挙げられます。

  • 第2章の株価のしくみでは、PER、PBR、ROEの関係の説明があります。株の勉強をはじめた当初はこれらの関連がよく理解できないこともあると思いますが、本書の説明は知識がない人にもわかるように簡単に書かれており、とても理解しやすかったです。近年ROEを向上させることが大切だと新聞等でよく見かけますが、この本を読んで、なぜROEを高めることが大切なのかを心から理解できました。
  • 第4章では、成長株、割安株、小型株及び複利の落とし穴という項目があります。こうした株の利点をことさら強調する本は多いですが、こうしたマイナス面を説明してくれる本は少ないので私のような初心者はぜひ読んだ方がよいと思います。

このように、基礎的な内容をこれでもかというくらいわかりやすく説明している点も魅力です。

印象に残った部分

実際に株式に投資する場合、数千社ある企業の中から自分なりのシナリオや将来の予想を見込んで株価が上昇する可能性の高い銘柄を選ぶわけですが、その判断が正しかったかどうか、はっきりと結果が出る世界なのです。自分が立てた仮説どおりに株価が上昇したならば、資産の増大という意味合いだけではなく、知的な満足感が得られます。この知的なゲームとしてのおもしろさも株式投資の魅力だと思います。(28ページ)

本書で最初に申し上げたように、「自分の頭で考える」ことが何より投資の世界では重要なことです。そしてたとえどんなに儲かったとしても謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けてください。そして繰り返しますが、絶対に市場から退出しないことです。投資の世界に身をおいていつも感じることは、運用を行うということは「頑固さ」と「柔軟さ」、「忍耐力」と「機敏な行動」というように、正反対で矛盾した資質が必要であるということです。それがために、投資は難しいのだと思います。株価が下がっているときには損失の恐怖と戦わねばならないし、上昇したときには自分の欲深さをコントロールしなければなりませんので感情面のコントロールも大切となってきます。(226ページ)

まとめ

株式投資に興味を抱いた人がまず読み始めるのに最適な入門書です。株式投資をする上で知っていなければならない考え方や金融の基本については本書を読めば、誰でも理解出来ると思います。 そして、同書では「すべての投資家に当てはまる万能のやり方はない」との理念の下、「考え方」がとても重視されています。

ある程度株式投資に詳しい人には、物足りないと感じる部分もあるかもしれませんが、基礎を固め、自分の土台を作ってレベルアップを図るのに最適な本であると思います。 これから株式投資をはじめようと考えている人は、まず本書を読み基本的な土台となる考え方を身につけた上で、バフェットやピーター・リンチなどの名著を読む方が理解や感じ方が全然違うと思います。

そして、様々な投資本を読んだ上で自分なりの投資スタイルを確立していければよいのではないかと考えさせられる本でした。

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