株式投資に目覚めた群馬の至宝

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インスペックの黒字化、テーマ性に期待

   

私がインスペックを主力に据えて期待している理由を簡単にまとめておこうと思います。

従来の基準では絶対に買わない銘柄であり、新たな取り組みとして購入しました。

誰か買っている方の見解を参考にさせていただきたかったのですが、この銘柄を買っている人をほとんど発見できませんでした。

東大とのAI関連での提携を発表してストップ高になり、以降1200台まで窓埋めにきた頃から打診買いをはじめたので既にわりと上がっており、買い始めたのが少し遅い感はあるのですが、ここからでも十分上値を終えると判断しました。

その後買い増して利確したりしているので現在の単価は1300台まで上がっています。

割高なので見込み違いだったり、地合いが悪くなりやばそうな空気を感じたら即売るかもしれません。

事業内容

インスペックは半導体などの外観検査装置を取り扱うマザーズ上場の秋田の中小企業です。

同社は半導体の外観検査事業に加え、2つの子会社から成り立っています。

・外観検査事業(インスペック)

・プリント基板製造装置事業(First EIE SA)

・医療関連機器事業(テラ株式会社)

チャート

最近は銘柄を調べる際に、まずチャートを見て企業の業績を調べるようになりました。

PERも36.4倍と割高ですが、個人的にはコントロールされているのかな?と思うくらいキレイなチャートに見えることに加え、非常に強いチャートをしているとみています。

実際、金曜日も月次をきっかきに売られていましたが、下ではバンバン買いが入っていました。

週 足

日 足

赤字から黒字への転換

同社はかなり強気な中期経営計画を発表しています。

下方修正常連企業なのに、どうしてこんな数値が出されるのかは謎ですが、今期から黒字化を予想しています。

月次の開示

月次を開示してくれると、難しいことを考えずにシンプルに業績を推測しやすいのも助かります。

今期の会社予想には未達の可能性大とみていますが、それでも少なくとも黒字への転換は堅いとみています。

テーマ性

半導体関連銘柄

半導体とは電気を通さない絶縁体と、電気を通す導体の中間的な物質のことです。

昨年末頃から半導体業界が世界的に復調傾向にあります。

世界半導体市場統計(WSTS:World Semiconductor Trade Statistics)が2016年に発表した半導体市場予測によると、2016年の半導体市場も2015年のマイナス成長に引き続き各地域で力強さに欠け、成長率は前年比2.4%減としているものの、2017年は前年比2.0%増、2018年は同2.2%増と予測しています。

普段気にもとめませんが、半導体は、家電や電子機器及び自動車など、私たちの生活を下支えしている製品です。

最近では、あらゆる製品がインターネットと繋がるIOTの普及が進んでいることもあり、これまで以上に半導体のニーズが高まっているとみられ、テーマ性も十分だと思います。

インスペックは、正確には半導体の検査をする会社なのでど真ん中の銘柄ではない半導体関連銘柄という点も気に入っています。

人工知能関連銘柄

昨年末に、東大と手を組み人工知能(AI)技術を用いた病理診断支援ツールの開発への取り組みを開始しました。

正直、最近は東大と提携したみたいなIRが乱立していて、こういうIRは懐疑的に見ているのですが、この取り組みは大きな意味があると個人的には感じました。

実現するのはかなり先でしょうし、また実現性についても問題であるとは思うものの、東大病院が持つビッグデータを活用して遠隔画像診断で病理医不足の解消、医療の地域格差改善につながる医療の世界でのIOT実現というテーマ性としては大きいと考えています。

 

バイタリティー溢れる社長

菅原雅史社長は2度の「事業喪失」を乗り越えた不屈の精神を持つ経営者です。

同社は当初、ソニー子会社の下請けとして、ハンディカムの磁気ヘッドの組み立てと検査を行っていましたが、ソニー子会社の内製化に伴い1度目の「事業喪失」を経験。

その後、社員の再就職先の斡旋と他の下請け仕事探しに明け暮れる日々を過ごしていたある時、「下請けではなくいつかはメーカーになりたかったはずだ。これはチャンスだ」と開眼。

ゼロから1年余りで半導体関連の検査機器を自社開発、その後、液晶関連の検査装置も開発して2000年代前半に大ヒットとなって売上を伸ばして2006年に上場。

しかし、リーマンショックで一気に市場が萎み受注が激減して2度目の「事業喪失」を経験。

これにめげず、赤字を出しながら我慢の開発を続けた結果、再び強い新製品を開発し、14年4月期に黒字化を達成。

その後、15年にスイスの有名メーカー「First EIE SA※」を買収(売上高15億程度規模の秋田の中小企業が、5億くらいの買収実現)し、16年には上述したように東大と手を組み人工知能(AI)技術を用いた病理診断支援ツールの開発へ着手。

※ 海外市場での事業拡大を目指し、スイス有名メーカーを買収してシナジー効果創出が狙い

懸念点

中期経営計画でかなり強気な数値を出しており、来期からテラ株式会社の売上が拡大する計算になっていますが、早速、「販売市場の拡大が予想より進んでおらず、売上高は低い水準にとどまりました」とのことで、この分野に期待しているので心配になります。

また、期待は高いものの、上述したように割高なことに加え、半導体関連銘柄なので市況悪化をもろに受ける業態なので退散できる準備だけは忘れないようにしたいです。

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