株式投資に目覚めた群馬の至宝

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インスペック、EVOに新株予約権

   

インスペックの決算が金曜日に発表されました。

 

気になった点だけ自分用のメモとして簡単にまとめておきます。

 

予め言及しておきますが、参考になるようなことはありませんw

 

私は決算前に1300台前半で買い増しましたが、金曜日に買い増し分以上を売却しており、現在は一番保有していた頃の半分以下の保有です。

 

決算自体については、そこまで問題視していないものの、同時にEVOへの新株予約権の締結を発表しました。

 

インスペックの開示書類には、資金調達方法の形態がそれぞれ分かりやすく解説されており、これを契機にいい勉強になりました。

 

その上で、資金調達の形態として、新株予約券を選定した点は個人的には良かったと思っています。

 

今まで読んだ資料の中でも極めてわかりやすく当該スキームの概要が説明されており、その点についてはとても好感が持てました。

 

今回のスキームについて結論から述べると、

 

増資自体は、かなり強気な下図の中期経営計画を達成するための措置として許容はできます。

 

ただ、その相手方がEVOではなければという前提がありますが(EVOの詳細については敢えて書きません)…

 

インスペックは過去に上場廃止を免れるためにやらかしたことがある会社ということは認識していますが、先月開催された会社説明会に参加した際の社長の印象も良かったので期待値は高いです。

インスペックの黒字化、テーマ性に期待

とはいえ、来期以降期待できて大きく上がる可能性が高いとしても、直近に予想される増資による一段目の下げと二段目のファンドの売り抜けの下げにより上値を抑えつけられる可能性があることに耐えるのはツライので、現在は対応を迷っています。

 

増資の目的

今回の増資は、まさに中期経営計画で掲げているロールtoロール型検査装置、クラーロの売り上げ急拡大を見越した現預金の確保が資金調達の主な目的となっています。

 

IR情報によると、増資の目的は以下のとおりとなっています。

 

本資金調達は、新製品の受注増加に対応するための仕込調達資金、子会社の株式取得時の借入返済及び追加株式取得資金並びにAI技術を生かした半導体検査装置及び医療関連事業の研究開発に係る資金を確保することが目的であります。

より具体的に気になったのは以下の箇所です。

当社は今年に入り、今後急速に拡大が見込まれるフレキシブル基板(FPC)のロール to ロール 式検査装置当該検査装置の初号機の受注を獲得しましたが、今後リピートオーダーが見込まれることに加え新たなユーザーからの受注の可能性も高まっていることから、受注の急拡大が予想されます。 

当社が今回調達する資金を用いてAIによる病理診断支援ツールに係るソフトウェア及びビッグデー タ解析のための研究開発を1年間行った後、その後の2年間は当該研究開発によって構築されたシステムを利 用してメタデータ社が中心となってビッグデータの解析処理を行い、最終的には、3年後を目標に病理検査支援システムの実用化を目指してまいります。

以上に加えて、画像認識という観点からは、病理検査と半導体の検査は技術的に共通する部分が多く、高精度なAIシステムの構築は病理診断支援ツールのみならずより高性能な半導体検査装置の開発にも資するものと当社では考えております。かかる観点からは、病理診断支援ツールの開発と並行して、当社においても半導体検査装置用のAIシステムの構築を進める予定であり、こちらについては1年以内を目処に事業化を目指してまいります。

行使価額とコミットイシュー

当初行使価額:1314円

上限行使価額:2166円

下限行使価額:722円

今回の増資は以下のように、見かけ上は既存株主への影響が局限されるような配慮がなされているようにもみえます。

EVOファンド

EVOファンドが割当先になっていることを踏まえると、当該スキームのデメリットとして一番大きいのが以下の部分ではないでしょうか。

割当予定先が当社普通株式を市場売却することにより当社株価が下落する可能性

割当予定先の当社普通株式に対する保有方針は短期保有目的であることから、割当予定先が新株予約権を行使して取得した株式を市場で売却する可能性があります。現在の当社普通株式の流動性も鑑みると、割当予定先による当社普通株式の売却により当社株価が下落する可能性があります。

 

割当予定先であるEVO FUNDは、純投資を目的としており、本新株予約権の行使により取得する当社普通株式を原則として長期間保有する意思を有しておらず、出資者に対する運用責任を遂行する立場から、保有先の株価推移により適宜判断の上、本新株予約権の行使により交付を受けることとなる当社普通株式につきましては、 市場外でのブロックトレード等を含めてマーケットへの影響を勘案しながら売却する方針である旨を口頭にて確認しております。

結語

月曜日は、希薄化懸念から一時大幅マイナスになるも、「財務基盤強化につながるとの期待感から買いが入りプラスに転換」という展開はないですかね?

こんな展開があってもおかしくないと思いますけどもw

 - 株式投資, 決算