株式投資に目覚めた群馬の至宝

大化け株を掴みたい人生でした…

これならできる!有望株の選び方

   

出典:amazon.co.jp

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マット・セトの株式投資の分類に基づく投資手法

本書はマット・セトの株式投資の分類、①成長株、②バリュー株、③シクリカル株(景気循環株)、④企業再生株に従い、各投資スタイルの大まかな特徴について説明しています。そして、ファンダメンタル分析上の分類を「シクリカル株(企業再生株)」、「成長株」、「バリュー株」の3種類に分け、それぞれの投資手法のメリット、デメリットを投資初心者向けに解説しています。

印象に残った点

セクター分類から市場の特徴を知る
東証33業種をさらに大きなカテゴリーに区分してみました。その上で非常に大雑把にまとめてみると、日本の株式市場は「ハイテクが4割、シクリカルが2割、内需が4割(うち金融とディフェンシブが1割ずつ)で構成されているマーケットである」ということになります。(27ページ)

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バリュー株投資は割安株を探すこと
成長株投資ではスタートの段階から企業の将来性、収益見通し、予想利益の部分にかなり主観的、個人的な見解が含まれるケースが多くなります。(119ページ)

健全性を見る2つの指標
バランスシート上で負債の額と自己資本のバランスを考慮すること、言い換えればその企業の経営の健全度を見る上での基準を2つご紹介します。負債比率とデット・エクイティ・レシオです。PBRのカギとなる2つの財務指標。
負債比率(倍)=負債÷自己資本。これは負債の額を自己資本の額と比べることで、企業にとっての資金調達ルートが他人資本に傾いているのか、それとも自己資本に頼っているのかの割合を見る指標です。(151ページ)  
デット・エクイティ・レシオ=有利子負債÷自己資本。これは有利子負債が自己資本でどれだけカバーされているかを測る指標です。会社の事業規模と比較して借入金が過大であるか否かの判断に用いられ、この値が小さいほど財務安定度は高いと言えます。(152ページ)

利益の伸び
オニールは自著「オニールの成長株発掘法」の版を重ねていて、2009年に刊行された第4版では四半期利益の伸び率が一段と引き上げられています。第3版では「最新の四半期の利益が前年比で少なくとも18%〜20%伸びていること」となっていましたが、これが第4版になると「当期の四半期利益の伸びは、少なくとも前年比25%〜50%伸びている必要がある。本当に優秀な企業なら100〜500%、あるいはそれ以上の上昇率を記録している」と記述しています。(184ページ)

まとめ

自分に合ったタイプの投資法とは?

ピーターリンチは6つのカテゴリーに分類していますが、本書はマット・セトの株式投資の分類に従い、4つ(正確には3つ)に分類して、各手法の特徴を分析・解説しています。自分の投資スタイルが固まっていない方は一度読んで、自分に合ったタイプの投資を勉強していくのが良いのではないかと思いました。また、バフェットや、オニール、ピーターリンチの考え方等も簡単に紹介されているので、まだそれらを読んだことがない人には導入として良いのではないかと思います。

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