グランディーズ(3261)の個人投資家向け会社説明会に参加 【魅力的な社長で長期投資向けの教科書的な銘柄】

グランディーズ(3261)の個人投資家向け会社説明会に参加 【魅力的な社長で長期投資向けの教科書的な銘柄】

2018年8月24日に丸の内の三菱ビルで開催されたグランディーズの個人投資家向け会社説明会に参加してきました。

目算で大体80〜100人くらい参加していたようですが、若い方が多い印象を受けました。

グランディーズは大分に本社のある従業員数33名の小さな不動産会社で、個人投資家の人気も高く保有している方も散見されます。

今回は、社長が特に気持ちを込めて説明していた項目を中心に記録しておきます。

株価について、社長が今年4月に急騰したことについて、「有名な個人投資家の方がテンバガー候補として紹介したことで上がった」と言っていましたが、誰かそんなこと言っていましたっけ?

(注)ここに乗せた参考写真は全て前回の説明会の時のものです。

グランディーズとはこんな会社

東証上場の不動産業128社におけるグランディーズの立ち位置としては、

  • 売上高 22億:121位
  • 時価総額 18億:122位
  • ROE 15.5% :47位
  • 営業利益率:15.2%:34位
  • 自己資本比率:48.2%:25位 

不動産業の中では自己資本が高いことが特徴であると社長が強調していました。

これまでは80%近くあったが、投資用不動産などを仕込んだた結果48.2%に沈んだとのことです。

この点、リーマンショックの時に資金がなくて激安な土地などを仕入れることができずに指を加えてみていたので、今回はいつ不動産市況に不況がきても対応できるように準備しているのだが、なかなか崩れないとのことでした。

いつ不況になっても大丈夫だ的な自信が感じ取れましたw

経営理念

グランディーズの社名には

Grand(立派な) ➕ EState(不動産) 

                   Emplloyee Satisfaction(社員満足)

という意味が込められており、株主も含め、グランディーズに関わってくれた人全員を幸せにしたいという思いがあるようです。

また、地方で一生懸命働く低年収層の方が持ち家を所有できるようにとの理念も掲げており、主力商品は年収300万程度の若者向けの戸建住宅で1、990万以下の商品担っています。

こうした社会貢献的な要素を持つ会社のファン株主になって欲しいとの気持ちが同社にはあるようです。

 

実際、社員の働き方について社長から紹介がありましたが、基本的に18時には全員退社し、土日出勤もほぼゼロとのことでした。社長自ら社員の満足も高めるような方向で管理していると仰っていました。

売上構成

戸建

建売が75%、投資用不動産が20%という売上構成となっています。

大手の競合を避ける形で、これまでの累計で大分(395戸)、宮崎(52戸)、松山(19戸)、高松(7戸)を販売しています。

25年から29年まで大分では毎年50〜60戸の戸建を販売してきましたが、もっと売ろうと思えば売れるのですが、仕入れを徹底させているため、無理に拡大していないそうです。

採用で苦戦しているので人を増やせていないため拡大できていないが、各拠点において毎年30〜50戸の販売にしていくことを目標に据えているとのことです。

具体的には2020年から拠点を一気に拡大していく方針が示されていました。

投資用マンション

 

ここの仕込みのために先に述べた自己資本比率が下がっていますが、4年先まで買い手が想定できている仕込みが終わっているとのことでした。

具体的には、2019年5億、2020年10億、2021年7億の投資用マンショの売上を想定しているそうです。

売上構成で投資用不動産が現在20%程度ですが、こちらは年間10億程度を考えているそうです。

まだ売上がかなり小さい会社なので、このインパクトは大きいのではないですかね

強み

個人的に一番面白かったのはこの強みの説明の時でした。

質の高い良質な物件を低価格で売ることができる理由として、徹底した規格化を挙げていたのですが、これを説明する際に、他社も規格化を理由に挙げるところが多いが実際にはできていませんとマイルドに否定しつつ、自社の商材は6パターンしかなく、誰がやってもできるようにできていると強調していました。

この具体的なエピソードとして、3年前に高卒で入社してきた女の子が、現在は自分で土地も仕入れて販売まで全て一人で行えるくらい単純なビジネスモデルになっている説明をしていました。

そんな簡単なビジネスモデルなら他社に真似されてしまうと誰もがツッコミたくなるところ、確かに真似する業者も多いですが、2000万以下で行うことはできずに結局200〜300万値上がりしてしまい、それだと地方の低所得者では変えないとのことでした。

ケチケチ精神でやっているため、広告などをほとんど売っていないが、施工の発表をすると7割くらいは直ぐに買い手が見つかる状況で、売りに出せば売れる状況と言っていました。また、このように販管費があまりかからないので、売上が少し減っても確実に利益が出るようになっているので安心してもらいと、、

今後の展開

資料には記載がありませんでしたが、20期(現在13期)に売上100億、経常利益15億円、東証1部上場変更を目標にしていくと明言されていました。

社長曰く、実際にはこの数値自体も出したくなかったのだが、社員に目標を持たせ奮起してみんなで頑張っていこうという気持ちで出したとのことでした。

最後に…

不動産銘柄なので、今後の地方での需要や大手との競合問題等、人によっては評価が分かれそうな感じがしますが、個人的にはファン株主になって保有したいと思わされる会社でした。

私はどちらかというと、順調に毎年地味に地域拡大に成功していく可能性が高く、長期投資向けの教科書的な銘柄と感じました。

ただ、私はもはや不動産系の銘柄は好きではなく、現在保有しているハイアス・アンド・カンパニーの方が好みだし、今は買うタイミングではないとの判断で現時点では見送りすることにしました。

(本音:ここ数日で主力買い増し発動したのでそもそも余力ない)

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