株式投資に目覚めた群馬の至宝

「株式投資」をメインとしつつ、「御朱印集め」、「洋画鑑賞」、「語学勉強法」等を扱ったブログを運営しています

*

バフェットに学ぶ集中投資

   

集中投資とは?

簡単に言うと「長期にわたって、平均を上回るリターンをあげる見込みの高い株式を少数だけ選び出し、投資の大部分をそこに集中する。そして、市場が短期的に萎縮しても、じっくり保有していられるだけの豪胆さを持つ」ということに尽きます。

バフェットは「あなたが行うどの投資も、少なくとも投資総額の10%をその株式に配分する勇気と確信を持たなくてはならない」と述べています。

集中投資のゴールデン・ルール

  • 強力な経営者が率いる優れた企業に投資を集中せよ。
  • 自分が本当に理解できる数の企業に限定せよ。10社というのは適切な数で、20社を超えると問題が生じる。
  • よいと思う企業のなかでも、最もよいと思う企業を厳選し、そこに投資の大部分を集中せよ。
  • 長期的に、短くても5年から10年で考えよ。
  • 様々な変動はつきものである。かまわず進め。

集中投資の注意点

  • まず最初に、そして常に企業の一部を所有するつもりで喜んで株式に取り組む気持ちになれないときには、市場に近寄らないこと。
  • あなたの所有する企業とその同業者について、その企業や産業についてあなたほどよく知っている人はいないと言えるほど詳細に研究する準備をしておくこと。
  • 少なくとも5年間は投資を続けるつもりでなければ、集中投資を行わないこと。もっと長い期間であればさらに安全になる。
  • ポートフォリオの資金を借り入れで賄わないこと。借金をしなくても十分な速さで目的に到達できる。ポートフォリオをどんなにうまく調整しても、突然に借り入れの返済を求められれば、挫折してしまうことを忘れてはならない。
  • 集中投資を運営するための適切な気質、性格を持っている必要があると理解すること。投資と投機に明らかな違いがあることを忘れてはならない。

強い忍耐力が必要

集中投資は、幅広く分散して売買を繰り返す手法の対極にあります。すべてのアクティブ運用のなかで集中投資は長期にわたってインデックスを上回る可能性が最も高いですが、この手法では他の人たちが先行して利益をあげているときにも、集中投資を採用した人は我慢してポートフォリオを保有する必要があります。

また、この手法を使うと、ボラティリティーが大きくなることは避けられません。少数の企業に集中投資したポートフォリオを持つということは、1社の株価の変化がより目につくようになり、全体に与える影響もより大きくなります。集中投資には株価の変動という副作用があり、集中投資を行う者は、株価変動を気にしてはいけません

というのは、長期的に見れば企業の基礎的な経済的条件が、短期的変動とは関係なくいずれは株価に反映されるからです。心を平静に保ち、過度の深読みをせずに大きなボラティリティーに耐える能力を持つことが、究極的に成功を収める鍵になります。

分散についてのバフェットの考え方

ひとつの企業に集中して資金を投入することはリスクが高いように感じますが、バフエットは「一見リスクが高いと思われる投資も、確率を勘案した利益が確率を勘案した損失を大きく上回っている場合には、実はリスクはあまり高くないのである」と述べています。

そして、ポートフォリオを集中する戦略は、投資を行う前に企業について集中して考え、経済的特性について安心感を持つという、本来やるべきことをやっていればリスクを低くできるのです。すなわち、選び抜かれた少数の銘柄に意図的に集中することによって、それらをより深く調査することができ、実体価値をより良く理解できるのであり、その企業についての知識が深いほど、あなたが取るリスクは低くなるのです。

ケインズの投資方針

ケインズ経済学で有名な「ケインズ」も投資方針として集中投資を選択していたと言われています。以下は彼の投資方針です。

  • 長期にわたり確実と思われる潜在的な「実体価値」と比較して割安であり、同時にその時点における他の選択肢よりも割安であるという条件に合う少数の投資対象を慎重に選定する。
  • どんなことがあっても、これらのかなり大きな投資を数年間はしっかり保持し続ける。手放すのは、予定した収益を達成したとき、あるいは購入したことが間違いだったと判明したときである。
  • 「バランスの取れた」投資ポジション、つまり個々の投資額は大きくても、リスクを多様化し、可能なら反対方向のリスクを持つ投資を併せて行う。

また、ケインズは「ほとんど内容を知らず、特に確信を持つ理由もない企業に投資を広く分散させることでリスクを限定できると考えるのは誤りである。人間の知識と経験には明らかに限界がある。個人として完璧に理解したと思える企業は一度にせいぜい2、3社を超えることはまずない」と述べています。

株価と企業価値の相関性

バフェットはかつて「私は1〜2年の間、株式市場が閉鎖されても気にならない。いまでも週末には市場は開いていないが、別に困ることはない」と発言していました。

事業内容が優れていると私たちが正しく評価した株式を、市場が正当に評価してくれると信じられるでしょうか?バフェットによると、答えは「信じられる」と言えそうです。株価と企業価値との結びつきは、時間とともに強くなります。従って、株価が追いつく前に企業価値を見分けることのできる人は、その抜け目のなさで利益を得ることができる有利な立場にあるといえます。

新しい株式の購入基準

もし、新たに買おうと考えているものがすでにあるものよりもよくなければ、それは選別条件を満たしていないのです。こうすれば、考えていることの99%は排除できます。新しい株式を買うかどうかの議論になったら、まず自分にこう問いかけてみましょう。いま持っているなかで最高のものと比べてどうだろうか?

まとめ

集中投資の大切さ!

私がバフェットから学んだ一番大事な教えは「分散投資」ではなく、「集中投資」の大切さです。一見、ひとつの企業に資金を集中させるのはリスクが高いと考えがちですが、誰にも負けないくらい調べ上げた会社に集中投資する方がリターンも高くなるし、リスクも低くなるという言葉には感銘を受けました。私のように運用資金が少ない段階では、特に有効度が高い戦略だと思います。バフェットのような優れた分析力がないと難しい手法であると思うので他の投資手法とアレンジして使用するようにしています。

とはいえ、バフェットのような優れた分析力がなくても、店舗数拡大に応じて売上が増加して順調に成長してスケールメリットを享受できるような企業を選択して長期投資すれば集中投資の利益を得ることは可能だと思います。私が保有していた銘柄ですと、東北を中心に展開するドラッグストアの「薬王堂」等が該当するのではないでしょうか?

 - 勉強内容, 株式投資