生活防衛資金はゼロでも問題ない!【環境、リスク許容度、資産の多寡で変化】

生活防衛資金はゼロでも問題ない!【環境、リスク許容度、資産の多寡で変化】

生活防衛資金とは基本的には投資を始める前に重要となる概念

生活防衛資金とは、基本的には投資を始める前に重要となる概念であり、資産運用をやっていてある程度の資産がある人にはあまり関係のない問題ですが、今回は生活防衛資金について、一般的な考え方を概観した後に、生活防衛資金という概念がない人にも触れつつ、生活防衛資金に対する私の考えを記事にしました。

生活防衛資金とは?

生活防衛資金とは文字通り、不足事態の出費に備えて生活を防衛するための資金のことを指します。

 

世の中何があるのか分かりません。

 

収入が途絶えてしまったり、多額の支出に迫られたりといった最悪の状況を想定し、絶対何があっても使わない資金として確保しておく必要性から生活防衛資金の大切さが説かれます。

生活防衛資金の目安としてどのくらい貯めれば良いのか?

この金額は、各自が家族構成、収入・支出、リスク許容度を把握した上で確定する必要があるので、一概にどの程度と言うことはできません。

 

各人の置かれた環境とリスクに対する考え方によるとともに、いくらあれば安心できるかによりますが、一般的な話をすると、3か月から2年までと広範囲のレンジで紹介されることが多い印象を受けます。

 

3か月とは、失業保険がもらえるまでの期間、

 

2年とは、病気や怪我と失業などの不幸が重なり、生活再建に時間を要する場合に安心して対応できる期間の目安を考慮して設定されています。

 

高収入の職業でない限り、新入社員の時など、資産運用を始めた時にほとんど資産があることはありません。

 

この時期に資金を蓄えることは運用資産の土台を作っていくために必要ですので、資産がないうちは生活防衛資金の考え方に沿うべきだと思います。

 

この程度の貯蓄ができない人はそもそも投資なんてやらない方が良いです。

生活防衛資金と資産運用

「資産運用をする前に生活防衛資金を確保してから投資をやりましょう」ということがよく言われますが、生活防衛資金を200万円から300万円くらい確保するまでに何年も掛かってしまう方もいるかもしれません。

 

投資は始めのは早ければ早いほど良いといわれますが、投資は始めたいけれど、生活防衛資金が貯まってないから投資へ回せないと言う方も多いでしょう。

 

金額が少ない時から資金を貯めつつ並行して経験を積むことができるという側面もありますが、金額が少ない時は資金効率が悪すぎるので貯蓄した方が遥かに効率的です。 

 

いずれにせよ、少額で実際にやりながら覚えて行くのが1番良いかと思いますが、資金が少ないうちは貯蓄を頑張った方が良いことは断言できます。

 

ここまでが、生活防衛資金の一般的な考え方です。

生活防衛資金という概念がない人たち

ある程度資金が増えたら生活防衛資金という概念がなくなります。

 

また、株式配当、不動産による家賃収入、ブログ収益など、本業以外に定期的な収入がある人であれば、生活防衛資金の必要性が低下します。

 

そもそも、投資で資産を増やしてきた人は機会損失を嫌う傾向にありますので、どんなに多くても生活口座に100万程度あれば十分で、それ以上であると機会損失を感じてしまうと思います。

 

人によって異なるとは思いますが、1億以上持っている人は、運用口座と生活口座(生活防衛資金含む)の比率が100:1以上の人が多いのではないでしょうか?

 

実際、100万を運用しても大した額にはなりませんが、それでもお金を寝かせていることが嫌で、資産運用に長けている人であればあるほど、金額の多寡に関わらず運用効率を妨げていると感じてしまうものなのです。

生活防衛資金に対する私の考え

私は現在の自分の状況や環境を勘案すると、生活防衛資金は全く必要ないと考えています。

 

実際、生活防衛資金として確保しているのは「ゼロ」であるだけでなく、通常の生活口座なんて酷い時には引き落とし前には2万円くらいになることもあります。

 

資金があれば不動産のローン返済したり、直ぐに証券口座に入金してしまう頭の病気を抱えているようです。

 

そのせいで資産があっても豊かさが実感できていないのは問題なので、我が家のキャッシュフローの改善に現在取り組んでいるところではありますが….

 

ただ、資産運用に長けているなと思う人を多く見ていても、資産形成期は運用口座には数千万あったとしても、全然日常の生活に充当させない人が多い気がしています。

 

私は、何かあったら最悪のケースとしては運用中の株を売りますし、一時的に資金が必要になったらローンで調達して直ぐに返済する方針でやっていますし、実際これまでそうしてきました()

 

この点、不動産投資をやっている人は、こういう考え方をする人が多い気がします。

 

大規模修繕や空室など一時的に大きな出費が出てもカードローンなどで一時的に資金調達して、直ぐに返済すれば高利率で借りても金利なんて大した問題ではありません。

 

そもそも、金利払うのが耐えられないという考え方をする人もいると思いますが、私は数百万くらいなら年利4%くらいで調達できるところがあるので、そこから一時的に調達して返済すれば生活防衛資金は必要ないと考えてます。

 

ただ、株においても信用取引を全くやらない人がいるように、借金には変わりありませんので、確実に返済できる当てがある人ではないとやっていはいけません。

 

また、私の場合は最悪の事態に遭遇したら、海外勤務はもう2度と嫌ですが、最悪3年間の海外勤務に耐えれば1500〜2000万くらい貯められるので、運用に失敗したら修行してきます()

まとめ

生活防衛資金は、各人の置かれた環境とリスクに対する考え方によるとともに、いくらあれば安心できるかによりますが、一般的には、3か月から2年までとされることが多いです。

 

資産がないうちは生活防衛資金の考え方に沿うべきだと思いますが、ある程度資金が増えたら生活防衛資金という概念がなくなり、また、株式配当、不動産投資、ブログ運営など、本業以外に定期的な収入がある人であれば、生活防衛資金の必要性が低下してきます。

 

私は現在の自分の状況や環境を勘案して、生活防衛資金は全く必要ないと考えていますが、これは各人によって異なりますので、自分の最適な生活防衛資金を貯めて、経済的・精神的に負担を感じないラインに設定するのが良いかと思います。

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