株式投資に目覚めた群馬の至宝

株式投資と柴犬実成(さねしげ)の成長日記

伝説のファンドマネージャーが教える株の公式

   

出典:amazon.co.jp

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 大化け株を見抜く13のルール

本書のエッセンスを一言でいえば、「新高値を更新した銘柄を選び、今後も大きな成長が続くかどうか検討する」となります。銘柄選択のキーワードは「新高値」と「成長」です。本書の狙いは株価が倍以上になるような大化け株を見つけることにあります。

新高値投資法チェックリスト

重要度 項 目 注目点
新高値
数年来高値をつけたか チャートの形
新高値の位置を確認する 戻りの6号目以上
本当に伸びる会社かどうか
  過去の利益成長は順調か 年率7%以上、安定的
  直近1〜2年の経常利益の伸び 利益20倍以上
  直近2〜3四半期の前年同期比伸び 売上10倍以上
  直近2〜3四半期の前年同期比伸び 利益20倍以上
今後も揺るぎない成長が見込めるか IRビデオ、資料から判断
PERは高すぎないか 60倍未満
市場の動向
上げ相場の上昇力の強さ 新高値銘柄数レシオ

下げ幅と回復に必要な上昇幅

下げた幅 回復に必要な上昇幅
10% 11%
20% 25%
30% 43%
40% 67%
50% 100%
60% 150%
70% 233%

信用取引を解禁したことにより、損切りの大切さについては理解しているつもりですが、こうして数字として示されるとその重要性がよくわかります。

印象に残った点

新しい概念「数年来高値」に注目!
大事なのは、新高値になったということは会社が生まれ変わったということです。逆に言えば、それほどまでの大きな変化がなければ、新高値をつけるには至らないということです。(29ページ)

賢い投資家は新高値で買っている
株はできるだけ安く買いたいものだが、出来高を見ると、賢い投資家は新高値で買っているのがわかる。(48ページ)

ちょっとした弱気発言に注意
大事なことは今期が未達かぎりぎりでの達成といっている場合、その理由がどうであろうと、会社の成長軌道が下方に修正されていると読まなくてはならないということです。(122ページ)

上方修正でも売りになる
上方修正は基本的には「買い」材料ですが、上方修正後の増益率が20%に満たなければ「売り」になってしまいます。(158ページ)

まとめ

 株には新高値銘柄と非新高値銘柄しかない

この本は本当に勉強になりました。今まで読んだ本の中でトップ5に入るくらいのレベルです。チャートや図がふんだんに使用されており、視覚的にも理解しやすかったです。「株には新高値銘柄と非新高値銘柄しかない」という筆者の考え方は今まで読んだどの本にも示されていない概念で衝撃でした。以前の私は、株価が新高値をつけて上がってしまった株は怖くて手が出せなかったですが、本書を読み終えた後は考えを改めました。「オニールの成長株発掘法」を読んだ時にもこうした概念が少し触れられていましたが、私の中では消化不良状態でした。本書を読むことでそうした疑問点みたいなものが自然と解決しました。今の相場では使いにくいと思いますが、上昇相場では間違いなく力を発揮する価値ある一冊です。

私の一番理想の投資パターンは成長株が割安な時期に買い、徐々に株価が上がりだしてきたところでピラミッティングしていき、目標株価に近づくにつれて売り上がっていくというパターンですが、信用取引を駆使した「新高値投資法」を第2の柱にしようと画策中です。この手法をマスターできるようになれば、もう1ステージ上に行けると思うので、しっかりとものにできるようにしたいです。ブログを見ていると、この新高値投資法を採用しているとみられる方が何名か思い浮かびますが、総じて凄まじいパフォーマンスを上げているので、こっそり勉強させて頂いていますが、自分が適用できるかどうか今後試行錯誤を重ねたいと思います。

また、売りの法則の部分で「⭕️万円で売る」という目標を立ててはいけない、売りの本質は「飛び降り」である等、とても説得力があり、同じ内容であっても他の本を読んだ時とは違って力強く納得させられました。

私は、この本に関しては倍の値段で売られていても買いたいと思うレベルで愛読しています。本書は新高値投資の教科書的な扱いで、実践書として「株の絶対法則」も出版されています。

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