株式投資に目覚めた群馬の至宝

株式投資と柴犬実成(さねしげ)の成長日記

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ウォール街のランダムウォーカー

   

 

※ ランダム・ウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動き方や方向性を予測することは不可能である」ということを意味する言葉です。

本書の要点

本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものです。

 

なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、明確なデータを示して論じています。

 

過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、市場における株価形成は非常に効率的であり、「チンパンジーがダーツで選んだポートフォリオを運用するのとプロのファンドマネージャーの成績は大差ない」という考え方を検証している。

 

本書の大きな主張は「インデックス投資がベスト」というものであり、この部分だけを切り取ると期待外れ感が強いのですが、それを証明するための部分が示唆的な内容に富んでおり、基本書でありながら何度読んでもしっくりくる名著だと思います。

 

副題をつけるなら「ゆっくりと、しかし確実に金持ちになる本」とでも言うべき本です。

 

確かに、高給とインデックス投資の親和性は最強かつストレスフリーだと思いますが、それでも私は自分で銘柄を選びます。

 

 株価はどのように形成されるのか?

株価がどのように形成されるのかという前提として、私はジョン・テンプルトン、ウォーレン・バフェット、ピーター・リンチなどの書籍の影響を強く受けたこともあり、長期的には株価が企業収益に影響を受けるが、短期的に最も重要な要因は、所謂「砂上の楼閣」という得体のしれない群集心理の存在であり、需給が最も影響を与えるとの考えに立っています。

 

株式の理論値は計算を行う人間の腹一つ

私自身、基本的には成長株好きなファンダメンタル分析寄りの人間ですが、ファンダメンタル分析が拠り所にする数値は、将来予測というあやふやな土台の上に立脚しており、株式の理論値を算定するために必要なファンダメンタルズは、仮にプロと呼ばれる投資家であっても確実に分かるものではないということを強く意識しています。

 

従って、そもそも株式の理論値は計算を行う人間の腹一つで決まるものであり、株式の本質価値を計算することは不可能であり、どんな推測値を用いるかによって、いくらでも自分に都合よく操作できる危険な側面もあると認識しています。

 

とはいえ、自分が納得いくまで調査しないと、自信がなくなり株価が大きく下落した時に心理的に売りたくなったり、買い向かうことができなくなってしまうので、しっかりとした調査は必要であるとも考えています。

 

銘柄選定の理想形…

換言すれば、定量的な計算の大切さも理解するものの、PERなどの誰もがベンチマークにする指標を使用して最低限の計算をし、シンプルで分かりやすい銘柄を選んだり、成長が容易に想像できるビジネスモデルか否かを考察したり、数値には表れない成長要因を自分で想像できるか否かが、銘柄選定の鍵となるとの方針で銘柄を選んでいます。

 

さらに、極論すると、最低限のチェックをした上で、企業のホームページや説明資料などを見て、自分の感性に合致する会社か否かを判断して、好みの会社だったらこれまでの経験から感覚的に時価総額などの割安さを計算し、実際の時価総額と比較してみて大幅に割安だったら「えいや」で購入するくらいに単純化して買う状態が理想だと考えています。

 

定量的な計算は、高度なものは別として、ある程度勉強した人ならば誰でもできる手法でありますが、定性的な要素であるビジネスモデル分析であったり、数値には表れない成長要因を自分で想像できるか否かという点については、各人によって最も差がつくところだと思います。

 

成長株に集中投資して大きな資産を築いた一握りの方は、運の要素を大きく味方につけた上で、こうした普通の人には見えない視点を持っているのでしょう。

どこの世界にも化け物はいますね…

 

それにしても、格の違いを見せつけられる猛者どもに出会ったのは、これで人生で三回目です。

 

自分が大成できるかは分かりませんが、自分のやり方を信じて、試行錯誤を経ながら目標を達成するまでやり続ける気概は持ち続けたいところです。

 

株式投資はいろいろなやり方があり、また、いろんなレベルの方が参入しており、それに伴い視点や考え方も変わるので奥が深い世界ですね・・・

 

 

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